別府って?
別府は、西の鶴見岳から東の別府湾に向って南北に7キロの扇状地に温泉地や市街地が広がっています。
別府の発展に貢献した人物の1人に油屋熊八がいます。亀の井ホテルの創業者で、昭和3年には亀の井自動車(現亀の井バス)を設立し、日本初の女性バスガイドや『山は富士、海は瀬戸内、湯は別府』のキャッチフレーズなどを考案し、別府を全国に広めた人物です。現代では、別府観光の父、別府の恩人として慕われています。
別府温泉の特徴は、住民の暮らしに密着していることです。市内には100ヶ所以上の共同湯があり、ほとんどの施設は100円以下で入浴できます。
別府八湯って?
別府温泉郷の8つの個性溢れる温泉(別府/浜脇/鉄輪/明礬/観海寺/亀川/柴石/堀田)を総称して別府八湯といい、その源泉数は約2,850ヶ所、その湧出量とともに日本一の源泉数を有しています。また、世界中に11種類ある泉質の内、放射能泉を除く10種類が湧き質・量ともに世界に誇る温泉地です。
別府八湯温泉道って?
別府には日本の源泉の約1割にあたる、約2,800の源泉があり、その中の約130湯の共同温泉やホテル旅館の温泉が、この温泉道に参加しており、その中の88湯をめぐり「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳にスタンプを集めることで、「別府八湯温泉道名人」の称号を与えられます。